「おふくさん」 

ぶん・え 服部美法      大日本図書

Kuma
Kuma

「ほっこりと幸せな気持ちになれる私の大好きな絵本!

節分の時期にぴったりですよ」

今回は、「えほんカフェたんぽぽ」お馴染みの絵本作家、服部美法さんのおふくさんシリーズからまずは「おふくさん」を紹介しますね。

服部美法さんの優しいタッチの絵に一目惚れしたKuma。

とにもかくにも読んでいただければ、服部美法ワールドにぐいぐいと引き込まれ、あたたかな気持ちになれること間違いなしの一冊ですよ(笑)

お正月はすでに過ぎてしまいましたが、日本の伝統行事って、皆さんどれくらい大事にしていますか。

お正月に節分、ひな祭り、端午の節句、お月見などたくさんありますよね。

ただ、仕事に家のことに細かな用事にといろいろと忙しい現代。

季節の行事を大切にしたいのはやまやまでもなかなか難しいのが現実ではないでしょうか。

長い年月にわたって受け継いできた、日本の伝統行事やしきたりがすたれていくのは本当に寂しいかぎりです。

おふくさんたちの住む世界は、昭和の田舎のおじいちゃんおばあちゃん家のよう。

昔ながらの手仕事を大切にしながら、皆が仲良く楽しく暮らしています。

そんなおふくさんの家へ鬼が金棒をもってやって来ますが、誰一人気にせず、平気の様子が面白い!

おふくさん全員が揃って鬼を笑わせようとする姿に、とうとうたまらず鬼も笑い出してしまいます。

おふくさんワールドには、きねとうすでのお餅つきやかまどでの煮炊き、火鉢など、懐かしい日本の原風景が広がっています。

バタバタと過ぎる毎日、おふくさんを家族で読んで、昔懐かしい日本の風物や伝統文化に思いをはせてみませんか。

最初、雪の残る冬から物語が始まり、桜咲く春で終わるのもステキです。

奥付で服部さんが述べている、「笑う門には福来たる」の言葉。

しみじみかみしめながら、「おふくさん」の世界にひたり、ほっこりと幸せな気持ちになってください。

悩みの尽きない現実をいっとき忘れて明日への活力になる、おススメの一冊です!

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