作者 浜田桂子 理論社

絵本を買い集めるのがなにより好きなKumaです(笑)
この本は以前に紹介した『まよなかかいぎ』と同じシリーズ。赤ちゃんの頃から小学校入学までを振り返るのに最適な内容です。
アルバムのように、親子で楽しんで

そつえんの日の夜に行われる特別なかいぎ。
通園バックや学用品とともに主人公のゆうきくんも今回はかいぎにさんかしているのがこのお話のキモ。
そしてこれからは、ランドセルをはじめとした学用品にバトンが渡され、小学生になるゆうきくんのことを見守るのです!
赤ちゃんの頃ってなんであんなに手がかかったのか。
ひんぱんなオムツ替えからトレーニングパンツへ。
徐々にトイレトレーニングをスタートして、やっとひとりだち。
たくさん失敗をして、布団から洋服まですべて洗濯したことが何度あったやら。
ご飯も同じで、お皿をひっくり返されたり、外出先で飲み物をこぼされたり。
たいてい、作るのも食べさせるのも、後片付けも私ひとりでだったっけ。
この絵本の主人公の周りの「もの」たちはどれも、ひたむきな愛情をゆうきくんに注ぎます。
ある意味母より深いかも(笑)
ほうりなげられても、ゆうきくんのお顔をみるのが大好きだったおさらに、
おもらしされてもへっちゃらのトレーニングパンツ。
こんなふうに優しく見守ってくれる存在が身近にあれば、
世の母たちの孤独な育児が楽になるのにと強く強く思います。
子どもって、言葉で表現はできなくても、小学校という新しい生活に入っていくのに、
やはりナイーブになっているものなのでしょう。
そんなときに、周りのものはみんな、あなたの味方なのだよと伝えられたら。
おめでとうかいぎを読むと、たくさんの支えがあったからこそ、ここまで育ってきたのだと再認識させられます。
わが家の子どもの通園バックやランドセルは、夜中にかいぎをすることはないかもしれません。
でも、どの品もその子への愛情と成長の歴史がつまっている、
そんなことを思い出させてくれる絵本です。



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