はせがわさとみ あかね書房

Reen
過ごしやすい季節が到来しました、読むと戸外でのんびりと過ごしたくなる絵本です!

本職?はお庭を作る会社で働いているReen。
以前から、お客さんのお悩みNo1はお庭の雑草対策なのでした。
これが嫌で嫌でなんとかしたいという方、本当に多いです(笑)
この「きみ、なにがすき?」の主人公のあなぐまは、自宅の草ぼうぼうの庭を見て、なにかしたいなと考えます。
次々に浮かぶアイデアは、友達の喜ぶ顔見たさに思いつくものばかり。
楽しそうに庭の草を抜き始めるあなぐまの姿を見ると、微笑ましくなるとともに、現実の草むしりの大変さを思い、少々複雑でした。
大人になると、暑い時期の草取りって心底、体力を消耗するのです……
周囲の友達のために庭でやろうとすることは、ことごとくダメになってしまうあなぐま。
ぷんぷん怒っていましたが、友達のはりねずみの言葉に、じっくりなにがしたいかを考えて、とっても素敵なアイデアを実現します。
はせがわさとみさんの優しいタッチの庭の様子のイラストにも癒されますよ。
暑くて暑くて、戸外でゆっくり過ごすなんてこと、ここ最近なかったかもと振り返ってしまいました。
歩みは遅いですが、やっと待望の秋がやってきます。
エアコンのかかった屋内ばかりで過ごしていた日々よ、さようなら。
木の匂いや土の香りをかぎ、風の音を聞きに、外に出かけましょうよ。
そんな気持ちにさせてくれる、とても可愛らしい絵本です。
お子さんと一緒に読んで楽しむのも良し。
秋の夜長に母が一人でじっくり読みふけるのも、また良しです。
日々、家族のために忙しく過ごしている大人にこそ、読んでほしい一冊です。



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