おおきな木 

シェル・シルヴァスタイン  村上春樹 訳   あすなろ書房

Reen
Reen

思春期の子育てに悩む母へ 涙活にも!

赤ちゃんや幼児のときは「ママ、ママ」とべったりだった愛するわが子も、

成長とともに素っ気なくなり、

思春期ともなるとなにを聞いても

「べつに」としか返事がなく、

ときには「うっせー」と罵声が(涙)。

この本を読むと、なんで私、

あんなに必死に子供を育ててきたのかしらと、

自然と過去を振り返ってしまいます。

本のなかで、もっとも印象的だった言葉が、

「それで木はしあわせでした」。

大きな木が母性、登場人物の少年がわが子。

そういう風に読むと、どんなにときが流れても、

どんな状況になっても、木はしあわせ。

現実は、そんなにかんたんに達観できませんが(笑)。

ただね、私たち母が命をかけて子を産んで育て、

子の幸せを願って闘ってきたのは、

誰よりも自分がわかっていること。

今は、子どもとの関係がうまくいかなくても、

将来が心配でも。

いつの日か、

「それで木はしあわせでした」

と思える日がきっとくる。

そんな風に思わせてくれる本です。

母の大きな愛にほろっとしたい人にもぜひ!

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