すてきな 三にんぐみ

トミー=アンゲラー さく  いまえ よしとも やく         偕成社

<span class="marker-under-blue">Reen</span>
Reen

ストーリーを楽しむ王道絵本! イラストもカラフルで印象的。

愉快な気持ちにさせてくれる一冊

この絵本の表紙、見たことがある方も多いのでは。

初版は1969年とずいぶん前ですが、再版を重ねてきたベストセラー絵本のひとつなのです。

物語の主役は、くろマントにくろいぼうしのさんにんぐみ。

その正体はこわいどろぼう。

たまたま、みなしごの小さな女の子をさらってきてから、

良い行いをするようになってしまってというストーリーにぐんぐん引き込まれていきます。

日々、仕事をしていると、

なんのためにやっていることなのかよく分からない業務ってありませんか。

ずっとやっているからとか、前任者から引き継いだからとかなどの理由はあるにせよ。

絵本のなかのさんにんぐみもひたすらどろぼうをして、たからものを集めるばかり。

なんのために使うのか考えてこなかったところを、

小さな女の子に指摘されてから、やることが善行になってしまうのが面白い!

現実でも、だれかのささやかな疑問から、はっと気が付いて、

この業務よく考えたらいらないからやめようよなんてことにならないかしら(笑)

ほかにも、絵がカラフルで楽しいのも魅力のひとつ。

かわいらしいとか、美しいといった絵ではないものの、

個性的なデザインで、独特の色使いに引き込まれますよ。

子どもたちは、物語のなかのおどしのどうぐ、

「ラッパじゅう」、「こしょうふきつけ」、「おおまさかり」にワクワクするのではないかしら。

大人が読めば、自分が小さい頃にドキドキした世界を思い出すはず

おしろにみなしご、かくれがなどなどハラハラする要素がてんこ盛り。

子どもも大人も楽しく読める、おススメの一冊です。

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